横浜FC

横浜FC・夢で逢えたら授業 in 横浜市立瀬谷第二小学校

  • ホームタウン活動報告

2023.6.26 Mon

6/26に今シーズン2回目の「夢で逢えたら」で横浜市立瀬谷第二小学校の教壇に立ったのは、マテウス モラエス選手、伊藤翔選手、林幸多郎選手。

 

時折、児童の皆さんに問いかけながら徐々に打ち解けていく穏やかな時間が流れていきます。

 

今回も選手たちのテーマはそれぞれで

「1億円」

「人生の11時台」

「目標にする人、尊敬する人」

「支えてくれる人のために自分の夢を叶える」

「苦しいときこそどうしたらよいのかを、あえて探しに行く」

「努力をやめてしまったらチャンスは来ない」など、

それぞれの言葉で児童の皆さんを「夢で逢えたら」に引き込んでいく選手たち。

 

 

今、自分に出来ることは何かを考え実行に移すことが大事であることや、相手に必要とされるために自分に足りないものに気づくことも大切であること、自分から進んで学びに行く姿勢を大切にしてほしい、上手くいかないことがあっても、それはきっともうすぐ報われる証だから、あと一歩諦めずに頑張って進み続けてほしい、など自身の子どものころを重ねながら話していました。

 

「プロのサッカー選手になりたかったお父さん。しかし自分のためにサッカーを続けることができなくなってしまった。家族がつないできた夢を自分が叶える。だからゼッタイにプロのサッカー選手になると決めて今、このステージに立つことができていることを忘れたことはない」

と語っていた選手の話に、驚きとともにそれらの言葉を受け止め、真剣に聞き入っていた児童の皆さんの姿は忘れられません。

 

 

「『夢で逢えたら』は次の世代につなげていく貴重な時間を得ることができ、自分も学べてよい時間になりました。自分もこれからも明日の可能性を信じ挑戦していきたい。みんなも同じようにそう思ってくれたらうれしいです。」

と選手らは話してくれました。

 

 

「夢で逢えたら」とは

「夢で逢えたら」とは、三浦知良選手(現在UDオリヴェイレンセSADに期限付き移籍中)がヴィッセル神戸在籍時の2003年2月にスタートし、横浜FCでは2006年から実施しています。現在は選手たちが継承して横浜FCホームタウンプロジェクトとして、児童との対話を通じ夢を持ち続けることの大切さを伝えることを目的として、小学校の授業の時間をお借りして選手自身が子どもたちに向け授業を実施する取り組みです。

「夢で逢えたら」は「児童たちが自分の夢を言葉にすることで自信をもってもらうこと」「プロとして活躍する選手たちとの出会いを通して、夢に向かって努力することの大切さを伝える」。そして、選手自身もオフザピッチの場所でテーマに沿って話をしたり、人に伝えることで「自己のスキルアップ」としてもらい、その先のスポーツの普及へ繋げるなどをねらいとしています。