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INTERVIEW

“反骨心を、力に。” – 吉野恭平 DF 27
吉野恭平、28歳。 高校1年生で地元・仙台を離れ、東京、広島、京都と渡り歩いた男が、横浜にやって来た。 紆余曲折しながらも、キャリアを重ねた吉野を突き動かす原動力は、誰にも負けない闘争心。 中堅選手となった今もその熱量が冷めることはなく、体を張った泥臭い守備は、今や横浜FCの生命線となっている。 チームのためにも、自分のためにも、目指すものはただ一つ。 プロ11年目のファイターは、J1残留のために何度でも立ち上がる。 反骨心を、 力に。 吉野恭平 DF 27 取材・文=北健一郎、青木ひかる ベガルタへの憧れと反骨心 1994年11月8日、吉野恭平は宮城県仙台市に生まれた。 幼い頃から「やんちゃでしかなかった」という少年の楽しみは、おらが街のJクラブ・ベガルタ仙台の練習…