横浜FC

2025横浜FC・夢で逢えたら supported by LAND in 横浜市立西寺尾小学校

  • ホームタウン活動報告

2025.6.25 Wed

6/25 横浜市立西寺尾小学校

今シーズン2回目の夢で逢えたらは、西寺尾小学校5年生を対象に実施しました。
5年1組には熊倉弘貴選手、5年2組にはレオバイーア選手がそれぞれ先生として教壇に立ちました。

熊倉弘貴選手

新潟県出身、4人兄弟で全員男子という家庭で育った熊倉選手。双子の弟もヴァンフォーレ甲府でプロサッカー選手としてプレーしています。
小、中、高、大学とすべてのカテゴリーでチームのキャプテンを任され、将来を嘱望されてきました。ところが前橋育英高校時代には、全国大会への出場を逃すなど挫折を味わった過去も。そんな経験もバネに難しいこと、つらいことも「必ず自分にとってプラスになる」と前向きに捉えて夢を追いかけ続け、プロサッカー選手という夢を叶えることができました。児童からの「サッカー選手になって良かったことはありますか?」という質問に対して、「ニッパツ三ツ沢球技場で多くのお客さんの前でプレーできることが本当に嬉しい」と笑顔で答える熊倉選手。自分自身も小学5年生の頃に「プロサッカー選手」という夢を持ったこと、その夢をかなえられたことに感謝しつつ、これからは夢を与えられる選手になっていきたいと話してくれました。

 

レオ バイーア選手

小さいころからプロサッカー選手を夢見ていたレオバイーア選手。
サッカー以外にもバスケットボールが得意な子どもでした。サッカー王国のブラジルという地でプロサッカー選手をめざすことは当たり前でもありながら、その道はとても険しいもの。バイーア選手も食べるものや寝る時間などに気を遣い、幼少期からサッカー選手になるための生活を送ってきました。その中で苦しい時期や困難な時がある中でも、「夢に向かう勇気」を持ち、あきらめずに夢を追いかけてきました。
またサッカーだけでなく、周りの方への敬意や謙虚さも学び、人としての在り方も大切にしてきました。
プロサッカー選手となった今も様々なチームでプレーしてきましたが、その考え方を大切にプレーしています。好きな日本食はとんかつと寿司。奥様と一緒に娘さんのお弁当作りが大きな活力となっているレオバイーア選手のやさしさにも触れることができた夢で逢えたら授業となりました。

 

児童感想

・自分も挫折したことが有ったけど、両親など周りの人に相談してアドバイスをもらって乗り越えることができた。レオバイーア選手と同じだなと感じた。夢はプロサッカー選手なのでいつか横浜FCでプレーしたい。
・前は1つの失敗で落ち込んだり、続けることをやめてしまっていたけど、今日の話を聞いてこれからはあきらめずに頑張ろうと思いました。

 

「夢で逢えたら」とは

「夢で逢えたら」とは、三浦知良選手(アトレチコ鈴鹿に期限付き移籍中)がヴィッセル神戸在籍時の2003年2月にスタートし、横浜FCでは2006年から実施しています。現在は選手たちが継承して横浜FCホームタウンプロジェクトとして、児童との対話を通じ夢を持ち続けることの大切さを伝えることを目的として、小学校の授業の時間をお借りして選手自身が子どもたちに向け授業を実施する取り組みです。
「夢で逢えたら」は「児童たちが自分の夢を言葉にすることで自信をもってもらうこと」「プロとして活躍する選手たちとの出会いを通して、夢に向かって努力することの大切さを伝える」。そして、選手自身もオフザピッチの場所でテーマに沿って話をしたり、人に伝えることで「自己のスキルアップ」としてもらい、その先のスポーツの普及へ繋げるなどをねらいとしています。

 

◆協賛:
株式会社ランド
株式会社ジャストオートリーシング
エヌ・ケイ・テクノ株式会社
宝製菓株式会社